情報学部未来情報コースで開講されているSCBを用いたアクティブラーニング講義「異分野イノベーション」を受講する学生らが御船町議会議員と意見交換会を開催しました。
今回の議題は、「議員の成り手不足」の問題の解消でした。
2023年4月に実施された御船町議会選挙は無投票でした。その原因のひとつに議員報酬の低さがあると考えられています。
実際に、御船町議会議員の報酬は、月額237,700円(年額約2,852,400円)[1]であり、熊本県内の民間支店長クラスの給与月額763,474円[2]に比べても約3分の1となっています。
この事実を知った学生らの感想は、「議員報酬がそんなに低いとは知らなかった」「報酬だけを見れば議員になりたいと到底思わない」というものでした。
この問題を広く町民と共に共有し、御船町の将来を議論する大事な議員という仕事について、町民と議論する場づくりが必要だという意見が学生から出されました。
学生らは、異分野イノベーション講義の講師を務める早稲田大学マニフェスト研究所の方々と御船町議会議員の皆さんとともに、今後も引き続き、この問題について検討していくこととしました。
留学生が、スリランカにおける議員提案型プロジェクトの導入を進言
意見を述べる学生
学生と議論する福永議員はじめ御船町議会議員の皆さん