2023年3月29日に熊本市北区の弓削古閑ノ上南公園にて、弓削校区第3町内自治会が主催する世代間交流モルック体験会が開催されました。わたしたち崇城大学情報学部未来情報コースの学生たちが地域コミュニティブランド(SCB)を用いて、2021年から取り組んできた福祉分野におけるイノベーション創発プロジェクトが、熊本市北区役所(龍田まちづくりセンター)、弓削校区第3町内自治会のご協力により、前進しつつあります。今回の世代間交流モルック大会の成功を基礎に、さらなる地域イノベーションに向けたアイデアを出していきます!
~以下、熊本市北区(龍田まちづくりセンター)Facebookページから転載~
3月29日(水)、弓削校区第3町内集会所横の弓削古閑ノ上南公園で、世代間交流モルック体験会が開催されました。
この世代間交流は、北区役所職員と一緒に北区の地域課題解決に取り組む崇城大学情報学科の学生が、コロナ禍で低調となった自治会活動の活性化策や集会所の有効活用法を検討していた弓削校区第3町内自治会に働きかけたことで実現。まずは、大人もこどもも楽しめるものを行って住民の方の世代間交流への反応を見てみようということで、人気上昇中のアウトドアスポーツ「モルック」の体験会が企画されました。
当日は、弓削3町内こども会の呼びかけもあって、小学生10名、その保護者7名、大人11名の計28名が参加。こどもチーム同士で対戦したり、こどもチームと大人チームで対戦したり、こどもと大人でチームを作ったりと、いろんな組み合わせで試合が行われ、「笑い」や「叫び」、「歓声」が飛び交う様子に、審判やスコアラーを務めた学生や北区職員も大いに楽しんだイベントとなりました。
今回、崇城大学の学生が弓削3町内自治会に働きかけた世代間交流は、高齢者とこどもとが互いの得意なもの(例えば、「そろばん、昔遊び、囲碁、将棋」「スマホ操作、eスポーツ」)を教え合う中で、認知症予防やこどもの見守りを図っていこうというものです。このアイデアは、大学コンソーシアム熊本が主催する「令和4年度 地域課題解決のための政策アイデアコンテスト」で審査員特別賞を受賞しており、学生がアイデアを考え、そのアイデアを一歩実現するまでの一連のプロセスに北区職員として関われたことをとても嬉しく思っています。
(龍田まちづくりセンター)